台湾茶の楽しみ方
靑竈おすすめの青茶の淹れ方
茶器を温めておき茶葉が開ききったとき茶壺 (急須)いっぱいになるように茶葉を入れる。
熱湯を勢いよく注ぎ灰汁があれば急須の蓋などでとる。
15〜30秒後、茶海 (ピチャー)に注ぎ入れ茶杯に移す。
二、三煎目は5〜20秒。以後は時間を徐々に延ばす。
*茶葉の量 靑竈では茶壺80ミリリットルに3グラム、110ミリリットルに6グラム。
*湯の温度 気泡がぼこぼこしだしたら92℃。一分程待って温度を上げる。
火入れ(焙煎)の浅いお茶はその後温度を下げて淹れると渋みが出にくい。
*抽出 三煎目は渋みが出やすい場合があるので時間を気持ち短めに。
もう出ないなと思ったら熱湯を注ぎ忘れるまで置いておく。
*茶杯 聞香杯に注いだ後飲杯に移し聞香杯で香りを聞く。
*聞茶 茶香は揮発性です。段々と立ち上がってくる香りを楽しみます。
香りが立つまで少々時間がかかります淡く消え行くまでの香り
のグラデーションを味わいます。
水の性格で大きく変化します。いろいろな水でお楽しみください。
*水だし 水1リットルに7グラムの茶葉を入れ3〜4時間おき冷蔵庫で保存(二三日保存可)。
水を替え4時間おき二煎目を出す。
4〜6時間後茶葉を取り出し熱湯で抽出、冷めるまで置いておき三煎めにする。
茶葉の火入れ(焙煎)の深い茶葉は向かない。正叢鉄観音、陳年武夷など。
出涸らしの茶葉は煮物、炒め物、スープなど料理に利用できます。
*1グラムの茶葉に熱湯を注ぎ3〜5分待ち抽出する
茶葉によっては数煎抽出できます。茶壺に湯を少し残し注ぎ足します。
作りの薄い茶壺では湯温がとられにくいので温めなくてもよく貴重な
水も節約出来ます。