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春の海藻

P5080772.JPGのサムネイル画像 ワカメ(若布)を頂きました。葉は万葉集では、にぎめ(和海藻)とよばれたやわらかさで、全体の三分の一がメカブ(和布蕪)の状態。伊根ではこの次期にワカメを干している風景をあちこちで見かけます。明日は筍を掘りに行く予定なので後日、鍋の中で合体するかも。

水出しのおすすめ

P5060733.JPGのサムネイル画像

 GW(ゴールデンウィーク)はいかがでしたか?靑竈では15円/1gの翠玉茶で水出しのお茶をつくり、一杯(150ml)50えんで提供させて頂きました。テイクアウト(takeoutはフィリピン英語らしい)も出来るように、「紙コップかグラスを選べます。」と書いてFBに投稿したところグラスの作者から一寸した話題に。

 

 水出しのお茶の作り方は至って簡単。靑竈では水1Lに7gの茶葉を入れて4時間、抽出したお茶を別の容器に茶漉しを使って移し替え、水を入れて4時間。これで2Lのお茶が出来ます。三煎めは熱湯で抽出し、冷ましてお召し上がりください。

 

 残りの茶葉は料理などに利用出来ます。水に溶けないビタミンA、ビタミンEや食物繊維、葉緑素などが茶葉に含まれています。水出しはタンニンやカフェインの抽出が少なく渋みがないので、小さいお子様にもたくさん召し上がっていただけます。これからの季節、ビタミンやミネラル、水分の補給に水出しのお茶もオススメです。

 

 写真は今日の午後7時、靑竈閉店前の風景。GW中一番穏やかな海。

マグロ供養

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 今年で5回目になるらしい、紀三井寺住職らによる「マグロ供養」のお裾分けをいただきました。奉納されたのは長崎産のクロマグロ(100kg)。いただいたのは赤身と中トロ、大トロが一体の見事なサクで、寝かしの状態もよくねっとりとした食感できれいな味わいでした。送っていただいたマグロ王子に感謝。

 マグロの供養塔は古くは三重県の普済寺にあり、1840年(天保11年)に須賀利浦で30.900尾のマグロが漁獲され、翌年に建立されたそうです。

 向井酒造の杜氏、蔵人と一緒に、お酒と碁石茶を添えて。

春のごちそう その二

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 春の山菜の二回めはこごみです。クサソテツの若芽がコゴミ(屈)です。さっと湯がいて、鰹の一番だしにかえしを加えた汁で煮浸しを作りました。残りは天ぷらに。先日作った花わさびの醤油漬けとザーサイの炒め物を持って、これから向井酒造の会所場(かいしょば)に向かいます。

 しぼりたての新酒とつわぶきの煮付けは向井酒造から。山菜の夕べが始まります。もちろん靑竈のお茶も持って行きま〜す。

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