コッペガニは十脚目ケセンガニ科に分類されるカニで、ズワイガニ(マツバガニ)のメス、メガニ、オヤガニ、コッペガニ、コウバコガニ、セコガニ、セイコガニ、クロコなど各地域での呼び名は様々で、京都では「コッペガニ」。11月6日が解禁日で、午前0時に海への網の投入が始まります。今年も楽しみにしていたコッペガニ(津居山漁港で水揚げ)、漁師の友達から1匹(150g)350円で分けていただきました。
うちに届いた時は、まだ生きていましたコッペガニ。鍋の海水が沸騰したら腹を上にして、カニを入れ再沸騰後弱火で12分。赤く変色して茹で上りました。
すりこぎやめん棒、ビール瓶などで中身を押し出して食べやすくまとめます。かにみそ、内子、外子、身もしっかり入ってました。外子は受精するとオレンジ色から黒っぽく変色していきます。
この日は、向井酒造の「竹の露」、友達が育てた赤水菜とチンゲンサイのサラダ、三野さんの鳥のモツ煮、阿里山金萱茶(2014春茶)。
10月の始めに広島の中国茶専門店「姫茶伝」さんに1年ぶりにお邪魔させていただきました。創業16年になる「姫茶伝」さんでは緑茶、青茶、黄茶、白茶、紅茶、花茶、工芸茶や茶器の他に健康茶も取り扱って居られます。茶葉はなんと100種類以上、2時間ほど試飲させていただきましたが他の用事もあって、いただけたのは4種で、時間切れ。ん〜飲んでみたいお茶が沢山ありました。
種類の多さだけではなく、日常使いのリーズナブルなお値段の茶葉や、他では入手困難な茶葉や極上品まで幅広い品揃えです。店舗販売とウエブサイト http://www.himechaden.com での通販もされています。
店主の石田笑香さんは明るく気さくな方。スマートに蓋碗を使って黄山毛峰、鳳凰単叢、北タイの蜜香烏龍茶などを淹れていただきました。気に入った単叢が有ったのですが、ざんねんながら在庫は少なく非売品。貴重な茶葉を笑香さんに少しだけ持ち帰り用に分けていただきました。
靑竈の試飲は有料(茶葉の値段のみ)ですが「姫茶伝」さんは無料!あれもこれも聞いて飲んでみたい欲張りな無料の試飲は何となく少し気が引けます。次回は時間をたっぷりとって、お土産もって訪ねてみよう。
今年の夏は蚊が大発生!何かしら対策をと考え、まずは蚊取り線香を購入しました。
選んだのはりんねしゃの「菊花せんこう」。聞茶の邪魔にならないように、香りが着きにくいものを、と選んだのですが全く効果なし。PRを見てみると虫の●●を取るのではなく、「虫を寄せ付けない忌避効果」とあり、虫さんにもやさしかった。箱の説明には適用害虫はユスリカ・チョウバエと書いてある。調べてみるとユスリカ(揺蚊)の成虫は刺さないらしい・・・。
次に注目したのは電撃グッズ。選んだのは「ナイス蚊っち」Amazonで370円(電池なし)。ラケット型で振って蚊を感電死させる優れもの。
この夏はものすごい回数を振って大量の蚊を殺生しちゃいました。秋も深まり蚊も少なくなったので、扇風機と共にこの夏の大活躍品としての役割を終了しました。この蚊取り器具は匂いや経皮毒の心配はないし、オススメです。
蚊についても調べたので説明を少し。刺すのはメスだけで、卵を発達させるのに必要なタンパク質を得るために吸血します。刺す時に血小板の凝固を防ぐ唾液を注入してから吸血しますが、この唾液は吸血が終わると回収されます。この唾液が刺された体内に残ると痒くなるので、吸血が終わって飛び去るまで待っていれば痒くならないらしく、汚れた油分を含む血液を吸い取ってくれるので害ばかりではないとか。
オゴノリをいただきました。伊根辺りではウゴと呼ばれ、紅藻の一種だそうです。漢字では於期菜、龍髭菜、頭髪菜と書くらしいです。九州では「おきゅうと」として親しまれていて、一般には寒天の材料としても使われています。
天日で乾燥させて、ごみや硬い海藻と貝殻を取り除きます。砂粒大の貝殻が付着していて、食べる時にじゃりじゃりとした食感になるので、石臼などの硬い物の上に置いて木槌で丁寧に潰して取り除きます。水に浸して(今回は24時間)鍋で水と一緒に40分煮ます。冷まして固まったら出来上がり。生姜醤油などでいただきます。今回初めて最初から作ってみましたが美味しく出来たみたいです。
沢山のウゴをいただいたので、お隣さんや友人におすそ分けしようと聞いてみましたが、手間がかかるので「茹で固めて食べれるようになったら分けてね」と言われました。
売店などでも乾燥して茹でるだけの状態で売ってたりしますので、後は簡単です。見かけたら作ってみてはいかがでしょうか。