劇団どくんご(以下どくんご)の「愛より早く2号」ツアーが始まっています。今年のツアーは昨年と同じ演目の改訂版で、今までは一年かけて全国を廻っていた形態を変えて、二年かけてより多くの場所を巡ってみたいと始められたそうです。
どくんごは旅するテント劇団で、1983年に埼玉大学の衛生短大演劇研究会を母胎として発足して今に至ります。
テント劇団とは聞き慣れない方も多いと思いますが、トラックにテント資材や舞台装置などを積み込んで、公演地にテントを使った舞台を作って芝居をして各地を廻ったりします。
移動する車の運転からテントの設営、舞台作りや役者、宣伝や日々の食事作りまで全て自分たちで賄います。昨年は広島での公演を観ましたが、たしか6人での巡業だったように記憶しています。
テントの設営や解体を手伝ったりして一緒にどくんご特製の食事を一緒にいただいたり、公演後にテントに残ってお酒をいただきながら話をしたりしたこともありました。
テント芝居の特徴のひとつに客席があります。どんなお客さんが観ているかで芝居の雰囲気がガラッと変わることがあって、その違いを楽しむ為に何度も違う公演地へ足を運ぶ方もいたりします。
どくんごの劇で印象的なことに、公演後に大人よりも子供達がとても楽しそうにしている姿を見かけます。
どくんごの劇はストーリー展開が重視ではないので、小さい子供でも楽しんで観ることができます。
大人と子供と一緒に楽しむ場所や遊びや機会はいろいろありますが、伊根公演では沢山の子供達に観せて欲しいと願っていますし、是非一緒に観て欲しいと思っています。
高校生ぐらいなら自分で選んで観に行くことも出来るでしょうが、交通の便があまりよくない伊根町です。公演後は公共の交通機関も終了していますので、近所ではない場合帰る際には車が必要になります。
テント芝居の公演後はお客さんからの差し入れの食べ物や飲み物をいただきながらの宴会(交流会)が待ち受けています。当日の劇の話をしたり各地での公演の話を聞いたりして楽しんでいただければ幸いです。こちらも是非ご参加下さい。
それでは皆さん劇団どくんご★伊根公演でお会いしましょう!
伊根公演の情報は靑竈のfacebookでもご覧になれます。
伊根公演の前売り券は靑竈で扱っています。予約も靑竈(090-8528-3518)の方へお願いします。
客席に限りがあり完売も予想されますので、早めの購入、予約をおすすめします。
※5月10日から一週間ほど台湾へお茶の仕入れに行きますので、この期間は連絡がとれません。