今年も夏とともに漁港にはマエソやアゴ(飛魚)が姿を現しはじめました。昨年からはまっている蒲鉾作りの季節、伊根町には魚屋がないので朝6時すぎに漁港に向かいます。夏は比較的漁獲量の少ない時期ですが鯵やするめいか、白いか、鱧、鯛、ホウボウなどが定置網に入ってました。この日は40cmほどのマエソと手のひら程のカワハギを分けていただきました。合計100円なり。
マエソは骨が多いので尾びれのほう4/1は刺身でいただきます。残りは蒲鉾です。100gに対して塩1gを入れすり鉢ですりますとだんだんとねばりがでてきます。それを板にのせ蒸しますと蒲鉾の出来上がりです。塩だけで固まりますのでほかのつなぎは入れません。アゴや他の白身魚を加えてもよし、夏の楽しみです。
※靑竈は今月末29日から台湾出張のため1週間程休業させていただきます。
2011年7月アーカイブ
月に一度そばの日がやってきます。自家栽培の石臼で挽いた玄そばと伊根町産のそば粉をブレンドしてつなぎを加えた二八そばです。以前は「伊根浦発信館・おちゃやのかか」で週末に、人気のそばを打っていらした倉さんに頼んで月に一度そばを打っていただいています。お出汁がついて350円。
月に一度というハンデモあってか、少々肩に力が入っていますがナカナカノもの。夏の火照ったのどをするりととおり抜けていきます。食べ終わった後には満足感と共に、またひと月後まで味わえない楽しいさびしさが訪れます。機会のある方はぜひご賞味あれ。
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